聖書のお話「常に備えを」−7− 
ペテロの手紙T 3章15〜16節

 ペテロの手紙の宛先を思い出してください。彼らは小アジアのクリスチャンで、神なき人が圧倒的に多い世にいた小さな群れでしたでしょう。

 イエスを信じるまでは彼らと一緒にいたわけですから、あるときからガラッと変わった彼らは怪しまれ、また、悩まされたことと思います。

 ペテロは異教社会に住むキリスト者が遭遇するさまざまな試練にどのように対処したらよいかと、先ずマタイ 10:28のイエス様のおことばを心におきながらと私は信じますが、詩篇 34篇から引用して、あなた方は主の祝福を受け継いでいる者であるから、むしろ、そのような試練は福音を語り伝える好機と知って、いつでも弁明できるように備えよと励ます。この「弁明」という原語の意味は、「言い訳け」ではなく、キリスト者の信仰を積極的に立証せよということ。上から目線、詭弁、脅し、冷笑的ではなく、キリストに受けいれられる良心でもって説き、その内容はあなたがいただき、今も喜んでいるいのちの希望、すなわち十字架のキリストである。使徒の働き 5:41〜42を見よ。

 
2012.07.22(日)


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