聖書のお話「生ける神に立ち返れ」
使徒の働き 14章 8〜18節

  信仰的に成熟したアンテオケの教会を聖霊の神は励まし、バルナバとパウロを第一次伝道旅行に教会一同は断食の祈りでもって送りだした。

  二人はまずキプロスに渡った後、ピシデヤのアンテオケ、イコニオムに行くが、それぞれの場所で妬むユダヤ人たちに迫害され、ルカオニヤのルステラに向い、福音伝道に励むが、ここで異質の迫害に遭った。

  生まれつき足の悪かった男をパウロは癒したが、その地にかつて神々が人間の姿をとってくだったという伝説を町の人々は思い出し、バルナバとパウロをギリシャの神々として祭り上げようとした。

  初めこそ、言葉の問題で分からなかった二人だが、彼らの次の行動で、それを知ると慄然とし、衣を割いて彼らの中に飛び込み、「私たちはみなさんと同じ人間だ。あなた方が虚しいことを捨てて、まことの生ける神に立ち返るようにと福音を宣べ伝えている者だ。」と熱をこめて叫び、ようやく彼らをやめさせた。この前のヘロデはいい気になって滅んだ。今もこのサタンの誘惑は執拗に教会の主だったものを襲う。注意せよ!

 
2012.07.15(日)


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