聖書のお話「プリスキラ、アクラとアポロ」 
使徒の働き 18章24〜28節

  テモテU 4:1〜8にもあるように、「教える」、「責める」、「戒める」

 「勧める」は私たち神の家族であるからこそ、すべきことであり、また、しなければならないことだが、いざとなるとそうたやすいことではない。

 このことに関してエペソでのプリスキラとアクラ、そしてアポロとの間で見ることができた麗しい交わりを見てみよう。

 すべてを益とされる神はローマを追放されたアクラ夫妻をコリントに遣わし、そこでパウロと会い、終生の同労者となる。ここでのしばしの働きののち、パウロはプリスキラとアクラも仲間に加えエペソへ赴く。

 しばらくしてパウロはこの二人を残しアンテオケへと向かう。そこにアレキサンドリヤ生まれの大説教者アポロが来た。彼は旧約聖書に通じていたが、大切なことをまだ知らなかった。プリスキラとアクラは彼を丁重に家に招き入れてもてなし、そして彼らの信仰のあかしを通して、アポロにイエスの十字架と復活にあずかるバプテスマを知らしめた。

 二人の練られた神の知恵の行いによって、神の働き手が一段と変えられたことを感謝し、私たちも、それに倣っていこうではないか。

 
2012.03.04(日)


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