聖書のお話「神は誰でも受け入れられる」 
使徒の働き 10章34〜48節

  使徒の働きの全章を通して、昇天直前の主イエスのおことば「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」を繰り返し、繰り返し、見せられる。

  力を受けますとは己が力から、上よりの力への転換である。伝統的にユダヤ人が嫌っていた皮なめし業の家にペテロが泊まっていたことも、主がその壁を取り払っていて下さっていたからであり、コルネリオが敬虔な人となって全家族とともに神を恐れ、ユダヤの人々に多くの施しをするようになったのも、カイザリヤで主の民と触れるうちに感化されたのであろう。コルネリオからの使いを迎え入れ、その晩、食卓を共にし、一つの屋根の下で安眠を得たことも、神のなさった美しいわざであって、すでに神はペテロから偏見も高慢も拭い去っていた。コルネリオはそのような高尚な人であったが、その行いではなく、イエスのことばを聞き、主を信じ、悔い改め、御名に入るバプテスマにより新生した事を知れ。

 
2011.12.18(日)


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