聖書のお話「燎原の火のごとく」 
使徒の働き 8章 1〜8節

  ペンテコステの日以来、エルサレムのキリストの教会は家族的な教会としてよい証をし、全ての民に好意をもたれたので、主はその数を増してくださいましたが、主はそれでよしとせず、ステパノの殉教をきっかけとしエルサレムの教会をサマリヤから地の果てにまで出てゆく証人へと脱皮させていきます。1:8がいよいよ実現していくのです。

 以後、今に至るまで人間の目には順風満帆どころか迫害と思えるときこそ主の教会は燎原の火のごとく広がっていったことを強く覚えよう。

 神を愛する人、すなわち神のご計画に従って召された人々のためには、神が全てのことを働かせて、益としてくださるが、それを信じきれず、怖じ惑い、堅く立たず、黙してしまったことがキリスト教会の歴史上如何に多かったことかと悔い改めさせられる。ピリポたちはエルサレムから追い出されながらも、なお、その原因となった主の福音を隠すことなく、宣べ伝えながら歩き続けけたことはただ主の御憐れみ以外のなにものでもない。涙を持って種を携え出てゆく者は喜びをもって刈り取る者とさせられるとの主のお約束は今もあなたのものであると信じて下さい。

 
2011.11.06(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会