聖書のお話「教会への神の細やかなご配慮」 
使徒の働き 6章 1節〜7節

  ルカは前の福音書において、イエスが行いはじめ、教え始められましたことを詳しく書き、今、テオピロにその続きを書いています。

  イエス様は天にお帰りになられる直前に使徒たちに「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」とお約束くださいました。このお約束はそのときから今に至るまで、変わることなく守られています。さて、エルサレムの主の教会は急速に拡大していきます。この時点でおそらく三万人にも達していただろうという学者もいます。

  使徒たちが牧会するエルサレム教会には先祖伝来のユダヤ人と海外生まれのギリシャ語を話すユダ人がいましたが、急激な信者の増加に目が届かず援助の食料配給で後者のやもめが苦情を訴えてきました。

  神は即座に使徒たちに知恵を与え、男性信者の中から御霊と神の知恵に満ちた内外に評判のよい7人を選ばせことに当たらせました。教会は忠実に応えました。近い将来のはるな教会が学ぶべきところです。その当時はまだ神の啓示が継続されていて、これは過渡的なものでして後に教会のリーダーたちとはどういう人かが明白に教えられます。こうして使徒たちは本来の役目に励み、神のことばは益々広がっていきました。

 
2011.10.16(日)


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