聖書のお話「青年は幻、老人は夢を見る」 
使徒の働き 2章14〜36節

 聞け。イスラエル」、この叫びが何度繰り返されたことか。ペンテコステの朝、宮に集まっていた人たちはイエスの弟子たちが聖霊に満たされ、各国語でもって話し始めたのを聞き、怪しんだり、あざけったのを見たペテロは11人とともに立ち上がって、かつてイエスが荒野でなさったようにペテロも神のことば・ヨエルから舌鋒鋭く、お前たちは待ち望んでいたメシヤを不法の手に渡して十字架につけてしまったことをはっきり知れと、主の裁きの日を宣告した。すると彼らは愕然とし心刺され、「私たちはどうすればよいのでしょうか?」と弟子たちに哀願した。

 ペテロはこの一点において悔い改めよ。罪を赦していただくためにイエス・キリストの名に入るバプテスマされよ。そうすれば贈り物として聖霊をいただけると新生の道を示した。救いは提供されている、いま、救われるか否かはお前たちの決心にかかっていると。この日、三千の魂が弟子に加えられ、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、生活は一転し、青年も老人も幻を見、夢をみる日々に生きる者と変えられたので、それを目の当たりにしたすべての民も続々と仲間に加えられていった。

 
2011.09.25(日)


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