聖書のお話「聖霊の働き。福音書と書簡をつなぐ橋」 
使徒の働き 1章 8節

  ルカは前の福音書において、イエスが行いはじめ、教え始められましたことを詳しく書き、今、テオピロにその続きを書いています。

  四福音書はイエス様の来臨、教えと行い。すなわち十字架と復活、昇天までを書きとどめ、ローマ人への手紙以降の書簡はイエスを信じた者たちがどのように生かされていったかの記録。最後のヨハネの黙示録はイエス・キリストの再臨による主の教会の完成が預言されています。

  使徒の働きはその両者を結ぶ架け橋です。人となられた神、イエスは父なる神のもとにお帰りになり、今や肉の制限のない、聖霊の神が私たちを教え、導いておられます。あの日、キリストの教会が誕生し、その信者たちが聖霊に励まされどのように生きて行ったか、みことばがどのように世界に広がって行ったかが大河ドラマ以上に眼前に広がります。

  F・F・ブルースはですから、この書は「聖霊行伝」であるといいます。

  この学びを通して、私たちも内在の聖霊の神によって導かれ、励まされ、はるなの地で主の証人として立ち上がれますよう、お祈りします。

 
2011.09.11(日)


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