聖書のお話「忍耐と励ましが希望を持たせる」 
旧約概観シリーズ マラキ書

  主イエスは、「わたしに向かって、『主よ。主よ。』という者がみな天のみ国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。」といわれましたが、まさにマラキが警告したところです。

 捕囚から戻り、城壁も改修され、神殿も再建されたイスラエルは初めの内こそ感謝に溢れた日々であったが、生活が落ち着いてくるにつれ、いつのまにか神への畏敬の念は消え失せ、無感動へと流されていった。

 それは礼拝にも現れ霊と真実はなく、自己を中心とする形式に堕していった。神はそれを戒めるが彼らは耳を貸さずうるさいとまで言って、神を侮った。彼らは聖なるものとして分かたれながら、同じようにその家庭生活も神なき民に倣い、堕落し、神に仕える特権を失っていった。

 今、私たちがマラキの警告から教えられる大切なことは私たちの生活の中心に聖なるお方をおき、同じ過ちを犯さぬことである。そして、

 終わりの日、いのちの書にあなたの名が記されていることを待ち望む!

 
2011.08.28(日)


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