聖書のお話「信仰の競争を走り続ける」1
〜霊の先祖たちに励まされて〜 
ヘブル人への手紙 12章1〜3節

  準備しながら、プロ・テニス界の女王であったモニカ・セレスを思い出した。彼女は暴漢に襲われ背中を刺されるという致命的な重傷を負った。幸い一命は取り留めたが選手生命は終わりと誰もが思った。しかし、彼女はくじけずにリハに取り組み、懸命にトレーニングに励み、コートに戻れたとき、再びチャンピオンの座を勝ち取ったのである!

  私たち、信仰者はみな、信仰という長距離走を走り続けている。あなた一人で走っているのではない。多くの証人が雲のようにあなたをとりまき、励ましていることを知ろう。11章はそのような信仰の勝利者たちを覚える殿堂といえよう。例えばノアは人々が嘲笑するなか、ひたすら神の契約を信じて120年かけて神の命令を達成し、救われた。

  アブラハムしかり、ヨセフもその一人である。すべてかなわないと思われる時にも、神に忠実に従え。神はあなたを決して忘れず、支えていてくださっているのだから。そして、今度はあなたもその信仰の勝利者となって、後に続く者たちをとりまく証人となれ! 模範となれ! PH

 
2011.08.07(日)


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