聖書のお話 「かたよりなくあなたをも愛される神」 
ヨナ書 4節11節

  おそらく多くの人はヨナ書というと、大きな鯨とだけ覚えていることでしょうが、もったいない間違いをしています。中心は4章ですから。

 ヨナにとり、ニネベとは憎い敵アッシリア、そのものでしたから、神の怒りが下りこそすれ、よもや悔い改めて神の裁きから免れることなどは考えもしなかったのに、神は彼らにくだす災いを思いなおされてしまったのです。へそを曲げたヨナに神はとうごまを備えてくださり、暑い日差しから守られます。ヨナは大いに喜ぶがそれは虫にかまれ、一夜で枯れてしまうと、ヨナはそれを惜しみ、身をよじるほどに悲しみます。

 神は「ヨナよ。お前は自分が育てもしない草をそれほどに愛するが、あの12万以上のニネベは私の作品なのだ。どうして一人として滅びることを願うか。否、悔い改めを望む!」と。マルコ 16:15〜16 

 
2011.06.12(日)


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