エドムはヤコブとの双子エサウの子孫だが、歴代、たがいに敵対してきていた。特にエルサレムが陥落するとき、エドムは兄弟の愛を忘れ、傍観どころか、むしろ敵対するほどであった。11〜14節。原因は神がエサウをも愛しておられることに気付かずに、ただ、神が弟ヤコブをお選びなられたことに対する絶えざる嫉妬と恨みであった。神はそれを悲しまれ、エドムを責める。2〜4節。ここに私たちへの教訓もある。
エドムは神の恵みを忘れ、戦術的に有利な地形、富、知恵、戦力、他国との連携による国力を誇っていた。国を建てられるのはだれか?
主の日は近付いている。その日、王権は主のものとなることを知れ!
へブルの記者は神のことばをこう記す。「あなたがたはよく監督して、だれも神の恵みから落ちないように。」と。12章11〜17節。
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