ヨエル書はわずか3章の短い書であるが神の前に悔い改めをせまる、実に力強さに満ちた書である。カギとなることばが「主の日」。
心を尽くし、断食と、涙と、嘆きとをもって、わたしに立ち返れ。あなた方の着物ではなく、あなたがたの心を引き裂け! そして、あなたがたの神、主に立ち返れと、うわべではなく、真実の悔い改めに迫る。
主はご自分の民をねたむほどに愛されておられるので、民の悔い改めは必ず聴きあげくださり、主の憐れみがふたたび民にもたらせられる。
神に敵対する諸国民には恐るべき審判者としていどむが、主の御名を呼ぶ者には物質から霊の祝福へと変えて祝福の主となられる。
ヨエルの預言はあの時代だけではなく、今の私たちにも向けられている。主の日は近い! 神に従うか、否かと今日、決断が迫られる!
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