聖書のお話 「それでもご自分の民を愛される主」 
ホセア書 3章 5節

  預言者とは神のおことばをいただいて、代わりに語った人々ですが、ホセアはそれだけではなく、自分の生き方を通して神の愛を実践し、見せた人です。

 主は背信のイスラエルの目を覚ますためにホセアに考えられない命を下し、ホセアは粛然として姦淫の女ゴメルをめとる。私たちはそのホセアに神の姿を、ゴメルに背信のイスラエルを見る。なおも背信を重ねるイスラエルに神は罰を与えるが、それは彼らの罪を知らしめ、その結果としての苦しみの中より彼らが神に立ち返ることを神は忍耐をもって待っておられるのだ。そこに神の義と愛を見ることが出来る。具体的には不実の妻、ゴメルをホセアが買い戻すことによってである。ここにイエスの十字架を仰がされる。神は侮られるお方ではないことを知らなければならないが、神は罪人が悔い改め、主なる神のもとに戻ることを千秋の思いでもって待っておれられるのだ。時は今だ!

 
2011.05.15(日)


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