聖書のお話 「ほむべきかな。シャデラク・・・の神」 
ダニエル書 3章24〜29節

  ダニエル書というと燃え盛る炉の中に入れられた3人や、ライオンの穴に落とされたダニエルがあまりにも有名だが、この書を一貫して神が言わんとされていることは人間の歴史、ここではバビロニアからローマに至る時代であるが、それでもなお神が全てをご支配なさっておられるという真実である。

 今も世界はいよいよ悪に向かって陥っていくように見えるが、なお、そこに神はいまし、すべてを統べておられ、神の人々を通して神が究極的にお働きになっておられることを知らされる。

 その一人がたとえばダニエルであり、後のステパノであった。彼らの不屈の信仰が周りの人を悔い改めに導きさえしたのである。

 残念ながらネブカデネザルもダリヨスもまことの神への信仰は全うされなかったが、サウロ、後のパウロはそうではなかった。

 このような罪人のかしらである我を赦したもうたばかりか、ご自分の使者として用いてくださったお方に、全てを投げうちお仕えした。あなたも世を嘆く前に証人とされていることを知れ!

 
2011.05.01(日)


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