聖書のお話 「神の祝福された結婚」 旧約シリーズ
雅歌 2章10〜13節

  先々週、ポール兄が伝道者の書をまとめて素晴らしい説教をなされたので、それを生かし、今日は次の雅歌を取り上げます。

 ここには神がこの地上で定められた最も美しいものである男女の愛が歌い上げられています。あまりにも直截的なので、古来、神とその民、イスラエルの、また、キリストとその教会の愛を歌っているところに限定しようとする向きもありましたが、同時にある方は、「神が私たちをお創りになられ、そして、いまも私たちに関心をお持ちになられるならば、神の啓示は私たちの生活のすべての面にかかわってくるはずであり、そこには夫婦の性という面も含まれるのだから、私たちが受け入れ難いところであっても、みことばに目をそむけず、自分のあらゆる思いや考えを捨て、すべてキリストの言にあわせ従うのだ。」と解いておられる。

 そのように教えられると、神が夫婦間の全ての愛をみとめ、祝福されていることが見えてきます。性の営みとその成就ということは、互いの上下関係ではなく、互いへの献身、互いに求めあう関係であると創世記 1章に響かせ神に栄光を捧げています。

 
2011.03.13(日)


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