聖書のお話 「わが魂よ。主のよくしてくださったことを
何一つ忘れるな」
詩篇 103篇2節

 年の瀬を迎えると、必ず私を省みさせるみことばです。ダビデは全能の神が、このとるに足りないわが身に下さったありあまる恵みを覚え、自分のたましいに対し決して忘れるなと諭します。

 1〜5節は、この死ぬべきわが罪を神の贖いにより赦してくださり、そればかりか、恵みと憐れみとの冠をかぶらせ、一生をよいもので満たされる主への感謝のことばにあふれています。

 今年、あなたへの主の恵みを一つづつ数えて見てください。いかに忘れているかを思いだしませんか。ルカ 17章にある癒された10人の重病人のうち9人もそうでした。癒された体をみて満足し、癒してくださった方、大元を忘れてしまったのです。まさに、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」との諺通りです。

 この年、主がお与え下さった多種多様なお恵みを思い出してください。神はあなたを決して忘れてはいません。何一つ、見落とされてもいません。神はあなたが気がつかない必要をもご存じであり、あなたの必要をすべて満たしてくださっています。ピリピ 4:19。これを知り、あなたの人生を劇的に変えてください!

 前回、イエス様の山上の説教のなかで学んだが、私たちは世の光となって周りを照らしているか? 今日の聖句を見よ。その光はどこから来るか? 確かにあなたから光は出るが、では、どこからその光をあなたは得ているのか? ヨハネ 8:12

 イエス様があなたの光の源。鏡を例にとれば、それ自身で光を放つことはできないが光を反射することはできる。しかし、覆いがかかっていれば、光があっても反射はできない。あなたの光を隠すものは罪、思い煩い、傲慢、非情、物欲。鏡が何かで割れてしまうように、私たちもばらばらになって光を見失うこともある。祈りさえ聞かれないようだ。Uコリント 12:9のパウロの祈りを見よ。驚くべきことに、私の弱さを通してさえ、神の光が照り輝くのだ。神にすべてを委ね、神により光をかがやかせよ。

 
2011.01.02(日)


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