聖書のお話 「そむきを赦され、罪をおおわれた者」 
U サムエル記 7:18〜29

 「今、どうぞあなたのしもべの家を祝福して、とこしえに御前に続くようにしてください。」と祈ったダビデ。これは王の王であるイエスにまで至る神の大いなるお約束でした。

 ダビデは神が王として選ばれた羊飼い、祈りの人であり、詩人。戦いの勇士、イスラエル民族をまとめ上げた王でありました。

 ダビデは神のみ心にかなう者でしたが、といって神は彼の犯した罪を見逃しはしませんでした。私たちもダビデの生涯を通して、罪を認め、悔い改めて、神に立ちかえるように導かれます。

 ダビデの王としてのほんのおごりか怠惰かが、大きな罪へと彼を押し流していきます。神が遣わしたナタンへのことばへの対応はマタイ 7章を思い起こしますが、「あなたがそれだ」とのことばにダビデは一瞬にして自分の罪を認め、主のみ前に悔い改め、赦しを請いました。私たちの人生でもたびたび神を悲しませますが、どうも自分を棚にあげて、他を非難しがちです。神がナタンを送ったように、放蕩息子にはどん底を、ペテロには鶏を使い、彼の罪を知らせました。私たちにはそれ以上に聖霊が私たちの罪を教えます。神は私たちが立ち返るのをいつも待っておられる。

 
2010.11.14(日)


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