聖書のお話 「聞け。イスラエル」
申命記 6:4〜9

  標題は律法を繰り返し述べているとこからつけられました。
 1〜 4章 これまでの歴史を振り返る。
 5〜26章 律法の再吟味とその展開、適用。
27〜30章 神に聴き従うか、叛くか。その結果は。
31〜34章 みなから尊敬されたモーセの最後の言葉と日。

 神の民がまもなく約束の地に入れられようとしていたそのとき、モーセは次の指導者となるヨシュアにさまざまなことを教え、分かち与えようとしています。申命記は単に繰り返しの書ではなく、モーセの遺言であり、実に神の弟子つくりの指導書といえます。

 神の恵みによる出エジプト。神は彼らを約束の地に導き入れるために律法をくださった。しかし、その民はその神にどのように応えてきたか。その結果はどうであったかを復習させている。

 今、モーセは民、その指導者のヨシュアにもう一度、神の約束を思い起こさせ、律法を孫子の代にまで心に刻み込めと命じる。 逆らう民をあれほど執り成したモーセだが、自身、約束の地に入れないと神に告げられたとき、毅然と神の命に従い、指導者のあり方を身をもってヨシュアに見せた。へブル 4:11〜16

 
2010.10.10(日)


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