聖書のお話 「わたしの民を行かせよ」
出エジプト7:16

  出エジプト記は「出発の書」です。さまざまなところからの出発、さまざまなところへの出発があります。
1〜15章、モーセの出生と逃亡。モーセによる出エジプト。
15〜19章、荒れ野への出立、そして不信仰、つぶやき。
20〜24章、神の契約を授かり、神とともにあゆむ。
24〜31章、神に向かって礼拝を捧げる。
32章、神から離れる。
33〜40章、悔い改め、ふたたび神に立ち戻る。幕屋の建設は
今の私たちに礼拝とは心して捧げるべきものと強く教えている。

 神は今もあなたに「出て行け」と命ぜられておられる。モーセはできるとは信じられなかった。神はいつでも、誰に対しても、その人が不可能なことをお命じになられない。その人ができるように全てを備えてくださり、神はいつもともにおられ、時に応じて先立ち、また、後ろで守ってくださる。今もそうである。

 神はイスラエルを愛され、永遠の契約を賜り、書かれた十戒をくださった。神は真実なお方ですから、私たちも真実にお応えしなければならない。出エジプトをなさったのは神である。パロは出て行けといったが、すぐに追手を向けた。サタンの常套である。ここにあなたの信仰の歩みへの大きな戒めがある。

 
2010.09.19(日)


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