2000年前のペンテコステの日、エルサレムには世界各国から大勢の人が集まっていたが、ペテロをはじめとするイエスの弟子たちが各国語で話し始めたのを聞いて、彼らは惑い、酔っ払っているのだとあざける者さえいた。そこでペテロは他の11人とともに立ってヨエルの預言から始めて、イエスの十字架と復活の意味を解き明かす、最初のキリストの福音説教をした。
終わりの日、すべての人に聖霊が注がれるという預言の成就が始まったことを、あなたがたは見ているのだ。今や特定の人だけではなく、イエスをキリストと信じ、御名にいるバプテスマされた者はすべて、あなたがたの息子や娘、老人若者もしもべも霊を注がれ、神のみことばを預かり、語れるようになるのだと。
これは旧約の時代から見れば想像もできぬ、大きな恵みであって、今の私たちに続くものであることを知らねばならない。
救いに入れられたこと、主イエスの弟子とされることとなった私たちは、そのお方に結びついているかぎり、喜びの日々を生き、実を結ばせられ、そのいのちの道を知り、豊かな人生、望みの中に安らいつつ歩めるのだということをかたく思い定めてください。
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