聖書のお話 「よけい愛した人とは」
ルカの福音書 7章44〜48節

 イエスを食事に招いたパリサイ人と、イエスに会うために、意を決してやってきた罪深いといわれていた婦人とのエピソードを熟読し、その意味を洞察してから、次の問いを自らにしてみよう。

1、 私が赦された罪がどれほど大きかったかを認識しているか。
2、 その罪が赦されたことが、どんなに驚くべきことか認識しているか。
3、 そのような大きな神の愛に対して、私は充分に応えているか。
4、 その感謝を神に、具体的にいいあらわしているか。

 この婦人がそこにやってきたこと自体が、イエスにたいする彼女の強い感謝の念を表しているが、一方、パリサイ人は自らを義としていたので、イエスに対しては、むしろ検察官のような目でもって招いた違いがある。

 彼女のとめどもない涙、髪の毛で足をぬぐうこと、高価な香油を惜しげもなくイエスの足に注ぐ行為、すべては彼女の大きな罪が赦されたことから必然的に出てきた、彼女のイエスへの愛であることを知ろう。

 私の罪の重さ、それをイエスの十字架によって赦された神の大きな愛を知る時、礼拝への態度、みことばと祈りの生活が結果として変わる!

 
2010.07.25(日)

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