聖書のお話 「主のことばを聞くことの飢饉」
アモス書 8章 4〜11節

アモスはテコアの羊飼いの一人で、ソロモン死後100年頃に立てられた預言者である。そのとき神の民はどのような状態であったか。彼らは神の定めを否み、自分を、自分の利を優先した。それも他を犠牲にしてであった。神はその彼らを断罪する。

 これは遠い出来事ではない。今もそうである。主イエスがおっしゃったように、今、多くの人が飢えている。勿論、パンに飢えている人が何億といるが、それ以上に魂の糧に飢えている人は何十億といる。認めたくないかもしれないが、あなたもその中に入っているかもしれない。人は飢餓に陥ると不安、怒りが出てきて、さらに進むと何ごとにも無関心になり、そして死んでいく。

 主イエスはエルサレムに上っていかれたとき、エルサレムのために泣かれた。私たちはどうか? 主イエスは全世界に出て行って、すべての造られた者に福音を宣べ伝えよ」と仰せられた。

 アモスは叫ぶ。神の偉大なみ心を知れ、そのみ心に私たちが応えよと。クリスチャンは神の恵みの証人として、この世に遣わされている。まず、あなたがその恵みにみたされた証人たれ!

 
2010.07.04(日)

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