聖書のお話 「誇る者は主にあって誇れ」
コリント T 1章 18〜31節

 水曜夜の聖書クラスでは今、ポール兄とルカの福音書を読んでいますが、先週はイエス様の荒野での試みを学びました。

 第3の試みであったプライド、または高慢とは救い主イエスを否定し、自分が義人であることを主張することです。ルカの福音書 18章10〜14節には、そのような人が描かれています。

 イエス様が初めに弟子たちを選ばれた時のことをよく見てみますと、いろいろなことに気づかされます。使徒 4:13。

 また、人間としては、パウロの3年にわたる労苦ののちに建てられたコリント教会ではなんと自己を中心としようとする争いから分裂・分派騒ぎまで起こしています。コリント T 1:10。

 私たちは何かにつけ、他を批判し、自己の正しさを主張します。

 しかし、主のみ救いをいただくまでは、私たちすべては、滅び行く肉、すなわち卑しい人間でした。その私たちがキリストの十字架の贖いにより、義であるお方、イエスと共に生かされ続けるようにされたのです。この事実を知るとき、私たちの傲慢さは砕かれます。自分に執着する気持ちを捨て、私が、私がではなく、ただ、すべてを尽くし、神のご栄光のために生きられますように。

 
2010.04.11(日)


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