聖書のお話 「主と共に働ける喜び」
ヨハネの福音書 6章 5〜13節

 壮年の男だけで五千人といいますから、全体では二万人はいたのではないでしょうか。その人々に食事をと言われたイエス様のおことばに弟子たちが困惑しているのを見て、少年が「これをどうぞ」と持っていた大麦のパン五つと小さな干魚を弟子のアンデレに渡しました。彼はそれをイエスのもとに持って行きましたが、「これっきりのもの、何の役にたちましょう」とつぶやきます。

 イエス様がパンをとり感謝をささげて、それを割き、彼らに欲しいだけ分け与えられましたとき、パンも干魚も分けても、分けてもなくならず、全員が食べ飽きても、なお沢山残りました。

 今、私たちもイエス様のおことばに戸惑い、私たちには出来っこないと怯むことがたびたびです。旧約の時代から今にいたるまで、主が、「これをなせ」とおっしゃるときには、すでにそのための知恵も力も予め備えてくださっていることを確信しましょう。 私たちはなにかをなそうとするとき、あまりにも自分の力だけを見、頼みすぎて、私にはできませんと言っていませんか。今こそ、あなたの心=考え方を一新し、全能の主があなたの味方であることを知れ! ローマ 12:2、T コリント1:10。

 
2010.03.28(日)


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