聖書のお話 「このようなむなしいことを捨てて
        生ける神に立ち返りなさい」
使徒の働き 14章 8〜17節

 この出来事から、私たちは二つの教訓をいただけます。一つは教会の特別の働き人たちがサタンの罠に陥り、いつのまにか自分を神に等しい者にしないようにという戒め。才能があるとか、活発に働いていると思われる人ほど、サタンの攻撃にさらされます。

 ルステラでのバルナバとパウロの一途の信仰に見習いましょう。

 第二の教えは、その教師がすばらしければ、すばらしいほど、私たちは、その方が語っているお方、神ではなく、その人を誉めそやし、崇め、あげくはその人を偶像としてしまう罠に陥りやすい危険を知ることです。また、その教師が何を語っているかではなく、面白い、耳に聞きやすいというだけで、その教師に傾倒してしまうこともあります。破壊的なカルト宗教は、実にこれに長けています。使徒の働き 17:11のベレヤの人のように、語られる言葉に熱心に聴き、はたしてその通りかと、毎日、聖書を自分で調べる心が必要です。主イエスは聖霊がすべてのことを教え、また思い起こさせるとヨハネ 14:26にお約束くださいました。聖霊の導きを祈り求め、みことばに親しんでください。

 
2010.02.28(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会