聖書のお話 「新約聖書の教会と聖書復帰運動」
エペソ人への手紙 4章 4〜6節

 今日から神の教会とはなにか、また、その働きとは何かを、私たちのすべての規範である、神の霊感によって書かれた誤りなき聖書、特に新約聖書より、お話してまいります。

 イエス様をかしらとする教会はあのペンテコステの日に建て上げられましたが、時代とともに人間の考えが付け加えられ、どんどん、横道にそれていきました。中世になって、そのような教会を改革しようと試みた人々が大勢出てきましたが、その結果はより多くの分派分裂を惹き起こし、今に至っています。

 18世紀になって世界の各地で、互いに相談することもなく、教会を改革するのではなく、新約聖書に啓示されているイエス・キリストの教会に復帰させてくださいと祈る運動が始まりました。その基本は、@すべてを神が始めに創られた秩序に従う。A新約聖書は教会にとって聖なる憲法だから、明白に認められていないことを私たちが行う権利はない。B新約聖書の教える信仰に復帰するときキリスト教会の一致が回復される。C聖書だけを私たちの導き手にすること。私たちはただ、この信仰に立ち、主を仰ぎ、聖書のみに聴き従い、謙虚に歩んでまいりたく祈ります。PH

 
2010.02.07(日)

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