聖書のお話 「わたしにとどまっていなさい」
ヨハネの福音書 15章1〜8節

 ここはイエス様が、間もなく、十字架につけられる前の晩に愛する弟子たちに諭されたおことばです。「わたしにとどまりなさい」と7回も念を押され、イエス・キリストにより救われた者の歩むべき道をはっきりと示されています。

 現実には如何でしょう。牧師とか伝道者と呼ばれる人のなかには、あれはおれの弟子、これも弟子だと言い張る人がいますし、また、私は○○先生にバプテスマされたと誇る人がいる始末です。

 自分が救われたのは、よいといわれる教会に来たからだといい、

 個人伝道とは、ある人を伝道者の許に連れてくることと錯覚している場合もあります。確かに教会によって主イエスを知らされたことでしょう。自分よりも伝道者の方がよく説き明かすことができるかもしれません。しかし、救われたのは、イエス様によるのであって伝道者ではない。教会に加えられたのは、その結果です。

 教会における暖かな交わりも、お互いがイエス様につながっているときに実現するのです。イエス様にしっかりとどまってください。そのとき、あなたは自分の使命を見つけ、実を結びます。 イエス様のみことばをあなたに豊かに宿らせ、思いめぐらせ、従うとき、あなたがイエス様の弟子となる道が開けます。

 
2009.12.20(日)


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