エジプトを出てから荒野での40年間は、実に神の民にとって、これから約束の地に入るための、主のくださった訓練の時でした。 旧約聖書は今の私たちに、「私たちもかくあり得た。」との教訓をくださいますが、今日の聖書のことばも神のなされたイスラエルの民への出来事を通し、大切なことを教えてくださいます。
神の贖いにより、神の民の一員とされた私たちは、その後も神の愛の訓練をいただきながら、素晴らしい自由という恵みを神から与えられて、来るべき新しい神の国を望み見て、歩んでいます。
老ヨハネはパトモス島で、「あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。」と諭しました。そのために、あなたも主の弟子として、日々を歩み続けるための訓練が必要となります。訓練は多岐に亘りますが、今日はその中でも大切な一つのことをお伝えします。
「主の前にへりくだる」ことです。彼らは荒野でどのように生きられましたか? すべて主なる神のご恩寵のうちでありました。
あなたは、神により頼むことを覚えてください。信頼とは、わが身をすべて、主なる神に捧げることです。神のみ腕に憩う時、私たちの内的、外的の戦いはやみ、まったき平安に与れます。
詩篇 32篇8〜11節を心に留め、今日を歩んでください。
|