聖書のお話 [聴け! イスラエル」
申命記 6章 1〜9節

 「シャマー イスラーエル!」、神の民はこの呼びかけを畏れの念を持って聞きました。「聴け! イスラエル」です。

 「主はあなたの神。主はただ、おひとりである。」とモーセは続けます。これは聞き流すことばではなく、確かに耳で聴いたことを実践に移すことをも包含することばであって、アブラハムの霊の子孫である今の私たちにも強くせまってくることばです。

 イエス様も神をほめたたえる者の中心的なことばとして、5節のことばを引用なさってお語りになっておられます。

 「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」とは神の偏狭さをいっているのではなく、神の真実を指し示していることに注意してください。多くの方が誤解しています。

  幼子は大好きなお父さんのいうことを、なんでも、しようとします。私たちが神に対することも同じではありませんか。

  老ヨハネも、彼の長年の信仰生活から得た教訓として、「神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。」と私たちに教え、諭しています。イエス・キリストの十字架上の罪の贖いに与った、その恵みを私だけではなく、子々孫々に、そして多くの方々にも日々、教えていきましょう。最高の教育は繰り返すことばと同時に、私の生活でも見せることです。

 
2009.10.11(日)


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