モーセはここで、昔から今にいたるまで、神の民に注がれ続けてきた主なる神の力あるわざを重ねて説きあかしています。
神がどのようにお働きになられ、彼らをエジプトから導きだされ、その行く道を昼夜にわたりお守りくださったか、そして、今も続けてお支えくださっているかを彼らに思い出させることによって、神の民を霊的に強めていきました。
このお方は根源的なお方、創造者、み心を啓示される至高の神であることをイスラエルは改めて、教えられたが、現代の人々は、この世における神のお働きに対して無知、否、否定的である。ただ、己が力と知恵に頼り、人間の成果を称賛して、神を知ること、霊的な価値を探求することをないがしろにしています。
2000年前のキリスト・イエスの来臨、十字架、葬り、そして復活こそ、私たちへの神の最高のかかわり方であることを再認識しよう。人間の英知を追求し、その科学を崇めるのではなく、今こそ、私たちの人生において、この至高の神が私たちにくださった目的、務めを知り、神のみことばに従う勇気を請い求めようではないか。このお方は、私たちを愛されるがゆえに、常にご自分の民とともにおられ、民の真ん中に立たれておられる。今、あなたも神とともに立つことを、神はお望みになっておられます。
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