聖書のお話 [最善を目指す。−神の望み−」
申命記 1章 5〜8節

 サタンの策略は、神の民がその使命を忘れるように、ある時は豊かな財貨で、ある時は名誉や権力で現状に満足させます。

 エジプトを出たイスラエルも、ホレブ周辺で安逸をむさぼり、約束の地に行くことを忘れていた、否、避けていたのでしょう。

 主なる神が繰り返し、モーセの口を通して、「行け。その地を所有せよ。」と仰せられましたことに私たちも耳を傾けましょう。

 そして、耳を傾けるだけではなく、彼らと同じように、心を奮い立たせて、聴いたことを、どのように実際に適用するかを考え神のみ旨に従い、出発しなければなりません。

 教会という神の家族が、自分自身の組織だけに目を注ぎ、世界に向けて、与えられている使命をすっかり忘れていることを悔い改めなければなりません。教会の使命は神の大いなるみわざのために、前進し続け、全世界を神のために勝ち取ることです。

 日曜礼拝を守るだけで動かず、讃美歌を楽しみ、自己のみのために祈ったとしてもそれは無意味です。現状で満足するのではなく、いつも、かなたの天のみ国に入れられることを待ち望んでください。あなたの神、私たちの神は、私たちに大いなる潜在力をくださっています。全生涯を通し、神のための働きを全うさせてくださいますように。そのための出発こそ今です!

 
2009.09.27(日)


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