聖書のお話 [いかに恐るべきことありとも」
ペテロの手紙 T 5章 6〜7節

 マーティン牧師が遠方の教会に説教奉仕に行くことになっていた、その早朝、夫人が急病で倒れた。悩み、祈り、ついに断りを入れようとしていた時、小さな息子が言った。「お父さん、神様が、そのご用を望んでいるのでしたら、神様がお母さんをみてくださるでしょう?」 がーんと目を覚まされた彼は出発した。

 そして、夜、帰宅した時、回復した夫人をみたのである。その経験からシヴィルラ夫人が詩を書き、彼が曲をつけた。聖歌の詩は中田羽後さんが訳しているが、見事にその心を捉えている。

 伝道者や、神に仕える者はしばしば、このようなジレンマに遭遇する。私たちはペテロ T 5章7節を読みながら、なかなか委ねることが出来ない。「心配だ、俺がやらなければ。」という傲慢、人生で裏切られてきた傷が神への不信にまで至っている。

 ハンナや、マリヤが歌ったように、それ以上に主イエスがお約束されていますように、「だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされる。」ことを今、ひとたび信じよう。

 神はいつでも、どこにいても、あなたをお守るくださいます。

 
2009.08.02(日)


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