讃美歌 1 [いさおなき我を」
ヨハネの福音書 6章37節

 作詞者 シャーロッテ・エリオットは30才のとき、深刻な引きこもりの日々に陥ってしまいました。両親はスイスから友人のマラン牧師を招き、しばらく一緒に過ごしてもらいました。

 彼は時間をかけて、彼女に耳を傾け、そして、次のように話したそうです。「シャーロッテ。あなたは何もがんばらなくていい。そのままのあなたを神に捧げなさい。あなたの内心にある戦い、恐れ、もろもろの愛憎とプライド、そして、屈辱感をも。」

 この助言は徐々に彼女を変えていきました。彼女は好んで読んでいたヨハネ 6:37から霊感を得、この讃美歌を書きました。

 シャーロッテは、この経験から、「神はいつも私を見てくだっている。神はいつも私をお守りくださる。神はいつも私を導いてくださる。私が喜んで主にお仕えできるように、ただ、ありのままのこの私を、このところで。」と生涯、語り続けました。

 やがて消え行く当座の満足ではなく、あなたの心底からの必要を満たすお方を見上げてください。自分の努力で、いい格好をしないで、自分で苦労の種を蒔き続けないで、そのままのあなたで、主なる神のみもとに来てください。神は待っていらっしゃいます。

 
2009.07.19(日)


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