讃美歌 1 「御翼の陰に守らせたまえ」
詩篇 17篇 6〜14節

 天のみ国とは親鳥がひなを翼の陰に安全にかくまうように、神の御翼の陰にあるところという意味にマタイは使っています。

 讃美歌作者として不朽の名を残すチャールス・ウエスレイがある日、窓辺にいたとき、鷹に追われている一羽の小鳩にきづきました。小鳩はなんと、逃れようとして、チャールスの懐に飛び込んできたのです。危険が去り、小鳩を逃してやってから、書斎に飛んで行き、Jesus, Lover of my soul, Let me to Thy bosom fly…と霊感をいただいてこの詩を書きました。

 この詩のテキストは詩篇 17篇と考えられています。17篇は初めから終わりまで、「主よ。私をお守りください。」という祈りの確信に満ちみちています。

 この世の人々は、神の恵みをむさぼりながら、決して神に感謝しない。自己満足し、子孫に美田を残すことだけを考えている。

 しかし、ダビデは違う。困難のときに神が祈りに答えてくださったことを感謝し、同時に未来に向けて、神のしもべとして歩み続けることを祈り求めています。神は昨日も今日も、明日も変わらずに、あなたを祝福される。そこにあなたの希望があります。

 
2009.06.21(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会