陸地に戻されたヨナに再び、主なる神のことばがありました。「もう40日すると、ニネヴェは滅ぼされる。」との神のことばをヨナはニネヴェを歩きまわって、人々に叫び、伝えた。
この短い神のことばには神の力がありましたので、ニネヴェの王も人々も全員が神の前に悔い改め、悪の道から立ち返る努力をし始めました。それをご覧になられた神は、思いなおし、彼らに禍をくだしませんでした。それを見たヨナは、そのようになるのが分かっていたから来たくなかったのだと、ヘソを曲げた。
それでもヨナは町の東に仮小屋を建て、町の中でなにが起こるか見極めようと座っていた。陽がのぼると暑くなったので、神は一夜で「とうごま」を生やし、大きな葉で日陰を作ってやりました。ヨナは非常に喜びますが、神は翌日の夜明けに虫にかませ、枯らさせたので、ヨナは非常に惜しみ、また怒った。
お前は一夜で滅びた、「とうごま」を惜しむが、わたしは、この大きな町ニネヴェにいる右も左もわきまえぬ人々を惜しむと神はいわれる。とうごまは人間の職、成功、財産などを連想させる。「わたしは一人のいのちを大切にする。」と神は言われる。10、11節でヨナ書は終わっているが、この問いはあなたにも向けられる。あなたは12節をどのように書き続けるか?
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