聖書のお話 「パウロの祈り」
エペソ人への手紙 3章14〜21節

 この前の木管五重奏演奏会で、知り合ったクラリネット奏者の美帆さんの2才の息子さん、千颯くんの病の回復のためにお祈りを捧げていますことを、お母さんはとても感謝しておられます。

 実は私たちも祈られているのを、ご存知ですか? 今朝の聖句はエペソの人のためであると同時に、私たちのためでもあります。

 あなたが神ご自身の満ち満ちたさまにまで満たされ、最終的に、神に似る者とされ、教会に与えられた使命を達成できるようにとパウロは、今もあなたのために祈ってくださっています。

 そのために、神が教会にくださった永遠のご計画を、聖霊のお助けをいただいて、より深く理解するようにと祈っています。

 あなたが活かされる動機は神の愛です。その愛は広く、すべての民族へと向かいます。その愛の届く範囲に限りはありません。キリスト者全員を神の高みにまで引き上げ、父なる神と共にいる希望を与えます。また、神の愛は、すべての罪人を見つけ出し、お救いなさるために、どん底までもお下りになられたほどです。

 神はパウロの御父でありました。そして、あなたの御父でもありますから、あなたは今日も愛をもって祈られているのです。

 
2009.04.12(日)


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