聖書のお話 「恵みへの応答」
エペソ人への手紙 1章17〜19節

 パウロは「神の恵みを無駄にしないように。」とコリントの信者たちを戒めていますが、私たちの愚かさは日常の贈り物には、すぐお返しするのに、あまりにも大きな神の恵みを測り知ることが出来ず、応えることもせず、そのままにしがちのことです。

 ですから、パウロの「聖徒の受け継ぐべきものが、どのように栄光に富んだものかを知るための知恵と啓示の御霊をあなた方に与えてくださいますように。」との祈りに感謝いたします。

 神の恵みとは確かに私たちがお返しできぬほどの大きなものではありますけれど、だからといって、有難うといっていれば済むものではありません。今、私が生きているのは、私を愛し、私のために、ご自身を捧げられた御子を信じる信仰によってであることを知り、ただ、そこに生き抜くことです。

 神のくださったお恵みには、私たちはいのちにあって、新しい歩みを始めたという本質があることを知らなければなりません。

 テトス 2:11〜14、Uテサロニケ 1:11、12を熟読してください。これが実現するとき神の恵みはあなたを強め、あなたは襲い掛かるすべての苦難に克ち、御名をあがめられます。

 
2009.03.22(日)


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