聖書のお話 「豊かないのち」−38年間、病床の男−
ヨハネの福音書 5章 2〜9節

 イエス様が地上にいらっしゃいました時、大切なこととして、今回は人々を救うために来たが、次は裁くために、わたしは再び来ると、お語りなさいました。すなわち、終わりの日です。

 マタイ 24:3以下には、弟子たちの終わりの日についての質問に対し、イエスさまのお答えが記されています。

 昔、ノアの洪水があったように、その日も必ず来る。ただ、その時が、いつであるかは天の御使いたちも、子であるイエスさまも知らない。ただ、父なる神だけが知っておられると。

 前兆として、激しい苦しみが襲ってくる。しかし、最後まで耐え忍ぶものは救われる。この御国の福音は全世界に宣べ伝えられ、すべての民族にあかしされ、それから終わりが来るといわれます。

 ですから、この時代の信者たちは真剣にその主の来臨を待ち望んでいましたが、30年余もたちますと、いろいろな声が出てきました。今日も来なかった、先月もそうだ。そして、あざける者たちがやってきて、そんなことはこれからもないから、心配せずに、自分の欲望のままに今日も明日も楽しめといい始めました。

 聖霊はペテロを通して、何を思い違いしているのか。神の憐れみと忍耐のゆえに再臨は一日伸ばしにされているのです。その日は必ずやってくる。だから、再臨を待ち望む、愛する人たちよ。しみも傷もない者として御前にでられるよう励みなさいと諭す。

 
2008.12.21(日)


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