聖書のお話 「すべての祈りと願いとを用いて、
どんなときにも御霊によって祈りなさい」
エペソ人への手紙 6章10〜24節

 私たちの生涯を例えるなら、蝶よ花よの日々ではなく、サタンとの戦いの場に召しだされている毎日であるといえます。

 そのために、パウロはこの手紙の最後にくらやみの勢力との戦いに勝つ神の戦略を見事に指し示しています。

「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって、強められなさい・・・」と。私がではなく神の力により頼み、戦うとき、最後の勝利の行進に入れられるという一事を確認しよう。

 次に、有名な神の武具を列挙していきますが、その武具を身に着け、すぐ戦いの場に出てゆくのではなく、神の戦士が第一にすることは、まず、神の前にひざまずき、主に祈ることです。

 サタンはあなたがこの武具を身に着けても恐れません。ただ、あなたが神にこの武具を生かせるように祈るときに恐れ慄きます。あなたは戦いを始めてからではなく、戦いの前から祈り、戦いのさなかにも祈り続け、祈って、最後の勝利に与るのです。

 主イエスは、「誘惑に陥らないように、目を覚まして、祈っていなさい。心は燃えていても、肉体は弱い。」と弟子たちに教えられましたが、このおことばは今の私たちにも向けられます。

  勇者アキレスには弱点がありました。私たちの弱さも祈りにあります。祈りを通して絶えず司令官・神のみ声を聞いてください。

 
2008.10.19(日)


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