聖書のお話 「あなたも主にある聖なる宮」
エペソ人への手紙 2章19〜22節

 18節までを受けて、パウロはいま、私たちがどこに招きいれられているかを知り、喜べと建物にたとえて話を進めます。

 それは使徒と預言者という土台の上に建てられ、イエス・キリストご自身が礎石、即ち、石組み全体を支える要のコーナー・ストーンとして生きておられる、きわめて堅固な建物と描写します。

 ここの会堂は5年前に建てられましたが、設計者、施工会社によくよくお願いしたことは、もし天災などがあったとき、ここが地域の避難所として用いられるようにということでした。土台には厚いコンクリートが打たれています。群馬は安全なところといわれていますが、ここから南4kmの所に関東平野西縁断層地帯が走っていて、もし、これが動くと震度8の地震が今後30年の間では0.008%の確率で起こると予想されていますが、その時、この会堂は立っているでしょうか、どうでしょうか? 

 はっきり、言えることは主のみからだである霊の教会は何があっても微動だにしないということです。「主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きは虚しい。」と詩篇127篇はいいますが、使徒と預言者という土台、イエス・キリストという礎石の上に家を建て続ける私たちの働きは決して無駄になりません。そのような中に招かれ、生かされている幸いな自分をぜひ知ってください。喜んでください。真の安心、安全はここにこそあります。

 
2008.09.14(日)


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