聖書のお話 「悔い改めと福音信仰」
マルコの福音書 1章15節

 先週は土浦教会の伊藤兄がみことばの取次ぎをなさってくださいました。上掲の聖句を土台に、ルカの福音書 15章の放蕩息子の話から、お話してくださいました。

 彼は自分を父よりも賢いとし、父を辱め、遠くへ去り、意気揚々と自分の思いのままに暮らし始めますが、思うようにはことはそううまく運ばず、やがてどん底に陥ってしまいました。 

 そこで初めて、彼は自分が父にどんなに酷いことをしたか思い知らされ、心の底から後悔しました。しかし、それだけでは何も解決しませんでした。そこで、彼は立って、もはや子としてではなく、雇い人の一人としてでも、傍に置いていただこうと、父のもとに向かって歩き出します。

 とぼとぼと帰ってくる息子をいち早く見つけた父は、彼を懐に抱きますが、彼は父に犯した罪を告白し、許しを乞います。

 父はそれ以上のことを彼になさってくださいました。彼を再び愛する大切な息子として迎えいれてくれたのです。

 イエス・キリストの救いに与るとは、ただ、自分の罪を悔い改めるだけでは足りません。それからは自分を捨て、イエス様を主として、歩み続けることです。それは決して重荷とはなりません。主とともに歩む道は、なんと軽やかでうれしいことでしょうか!

 
2008.08.31(日)


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