聖書のお話 「御国を受け継ぐ者」
エペソ人への手紙 1章 3〜14節

 エペソの町は日本各地にありますように、人間が作った神々を祭る門前町として賑わっていました。そこにパウロが聖霊によって遣わされ、2年以上にわたりイエス・キリストを伝えましたので、キリストのことばは驚くほど広まり、ますます力強くなって、アジアに住む者はみな、ユダヤ人もギリシャ人もキリストの福音を聞いたと使徒の働き 19章に記されています。

 そのような、エペソの教会の信者たちに、パウロは六つの霊的祝福が与えられたことを彼らに改めて思い起こさせます。

 ここでは三つの大切なことばをお話しましょう。

 1、目的。元来は自分の前に、あることをセットするということを意味します。神のなさることは、出たとこ勝負ではなく、私たちのために周到な永遠のご計画をあらかじめ立てておられます。

 2、キリストにあって。キリストのもとにあって、一つの意図のもとに私たちは集められています。いうならば、神の召集された会議に私たちも大切な一員として加えられているのです。

 3、神の御心。これは神の立てられたご計画を達成するために、神ご自身が行動を起こされる意思ということです。ローマ 8:28、「神のご計画に従って召された人々のために、神はすべてのことを働かせて益とする。」とあるようにです。

 
2008.08.17(日)


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