聖書のお話 「主イエスの御名によって」−祈り5−
ヨハネの福音書16章23〜26節

 「祈る」シリーズを4回、重ねてきましたが、今日の主題は、「主の御名によって祈る」で、いままでのまとめとなるものです。

 あなたは祈る時、最後に、「主の御名を通して、お祈りいたします。」と祈りますが、どうしてですか? 慣例だから? 否!

 主の御名によって祈るとは、自分の主張ではなく、自己を完全に放棄することを意味します。まだ、この部分は私がすると言い張る時、御名によって祈ることは出来ません。できたとしたら、それは偽りの祈りとなります。御名によって祈るとは、私は主イエスにより贖われた者ですと継続して告白することなのです。

 主の御名によって祈るとは、自分が何かを得て喜ぶのではなく、最終的に父なる神にご栄光を帰すことでもあります。

 御名によって祈るとは、確信すること。Tヨハネ 5:14〜15。今、巷に安心、安全という言葉が氾濫していますが、真の安心、安全は主なる神に連なることにより、初めて実現します。

 御名によって祈るということは、すべてをお委ねすることです。

 私たちは経験的になかなか誰かにすべてを委ねきることが出来ません。しかし、ヨハネ 3:16、敵対していた私のために、主イエスの十字架があったことを知る時、私は一変します。

「あなたは愛されています・・・」詩篇 139篇13節。

 
2008.08.10(日)


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