「祈り、祈られるパウロ」
コロサイ人への手紙 1章 9〜12節

 ここにパウロの祈りがあります。彼の書簡には、どれにも熱い祈りが書き留められているように、パウロは実に祈りの人でした。

 私たちがしばしばおかす誤りは、パウロのような人は強い信仰の人だから、私たちを祈ってくれる人、私たちは弱い者だから、祈られる人という図式を無意識に描いてしまうことです。

 私は今でこそ、食事も規則的で、健康的な生活を送らせていただいていますが、嘗ては燃え尽き寸前であったかもしれません。パウロのことばをお聞きください。「だれかが弱くて、私が弱くないということがあるでしょうか。」とさえ言い、私のためにいつも祈ってくださいと繰り返し、繰り返し懇願しています。

 あの大伝道者パウロでさえ、そう言いました。ましてや!

 一週間の間、互いに祈りあえる秘訣はなんでしょうか? 第一に、ともに罪赦され、主の家族の一員とされたことの自覚です。主はあなたと同じように、あの人も愛されていらっしゃいます。第二に、お互い、よく知り合うことです。日曜日の朝だけ顔を合わせ、あとは知らないではなかなか難しいでしょうね。

 はるなの教会では、今、平日にお会いする機会が取れていません。月に一回でもいいですから、その機会をいただきたいです。

 互いに祈り、祈られる教会の実現! わくわくしてきますね。

 
2008.06.01(日)


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