「十字架」−イエスの生涯−
ルカの福音書23章33〜49節

 イザヤ書、これはイエスのいらっしゃる約740年前に預言者として、召されたイザヤの書ですが、その53章には主イエスの十字架が驚くほど克明に記され、預言されています。

 イエスは嘲られ、鞭打たれ、ゴルゴタの丘まで歩かされ、そこでまとっていた衣を剥ぎ取られ、荒削りの木につけられました。

 その十字架上でイエスは、「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか、自分では分からないのです。」と祈られました。その下で、処刑人たちはくじを引いて、だれがイエスの衣を取るかと騒ぎたち、民衆もユダヤの指導者も傍で、「あれは他人を救った。もし、神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ってみよ。」と神であるイエスを否み、罵倒していた。

 12時ごろになって、全地が暗くなり、神殿の幕が真っ二つに上から下へと裂けた。ヨハネ 14:6〜のおことばが実現し、誰でも直接、神とまみえることができるようになりました。

 このイエスの祈りは、ペンテコステの日に応えられます。立ち直ったペテロの説教は人々のこころに突き刺さり、「兄弟たち。私たちはどうしたら?」との叫びを上げさせました。「悔い改めよ。」から始まる、使徒 2:38以降の聖霊によるみことばは、今も私たちに迫ってきます。ここに新しいいのちの道があります。

 
2008.04.27(日)


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