「信仰が試されるとき」−イエスの生涯−
マタイの福音書 16章13〜28節

 ピリポ・カイザリヤでのペテロの信仰告白、「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と、すぐその後の、「主よ。神の御恵みがありますように。そんなこと(イエスの十字架)が、あなたに起こるはずがありません。」とのペテロのことばを読むとき、私たちも、さまざまな悔い改めを迫られます。この時、ペテロはイエスを政治的な王として、理解しようとしていたのです。
 今、私たちが、イエス・キリストを信じますという場合、どのようなお方として、信じているか、吟味する必要があります。
 多く見聞きするのは、特に教会の指導者が、自分に都合の良い、イエス・キリスト像を作りあげ、聖書を自分勝手に変えて、教え(Uペテロ 1:20〜21、3:16〜17)おのが利益のために信者に押し付けていることです。なんと多くの人々が、このゆえに、主を悲しませていることであろう。
 それにもかかわらず、依然として主は、「あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」と、この弱い私たちを愛してくださっておられますことを深く知りましょう。
 神のみことばである、聖書に付け加えも、取り除くこともせず、そのままを地上でつないでいけますよう、心して精進を!

 
2008.03.30(日)


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