「あなたのところに行きます」−イエスの生涯−
マタイの福音書11章25〜30節

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたを休ませてあげよう。」
 このイエス様のお招きのことばはなんと、私たちに安らぎをくださることでありましょうか。ただ、残念なのは、多くの方々が、このお招きをいただきながら、さまざまな理由をつけて、「はい、まいります。」という、その次の行動が見られないことです。
 有名なウイリアム・ホルマン・ハントの「世の光」と題する絵があります。左手にランプを提げ、右手で古びた戸をノックするイエスの姿が描かれていますが、よく見ますと、その戸の外側には取手が描かれてないのです。イエス様を家の中にお迎えするには、中から開けなければならないことを教えています。
 イエス様を信じているといいながら、私たちは頑固で、自分流の信仰に凝り固まってはいませんか。残念なことは、教会の指導者という人がこのような自己流の信仰を信者に押し付け、イエス様から遠ざけていることは昔も今も変わりがないことです。
 イエス様は、そのように苦しんでいる人々に、心配しないで、そのままでわたしのところにいらっしゃいと呼びかけています。
 今、幼子の心でもって、主イエス様に心の戸を開いてください。

 
2008.03.16(日)


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