「なぜ、怖がるのか」−イエスの生涯−
マタイの福音書 8章18〜27節

 モーセ亡き後に主はヨシュアに告げて仰せられました。「強くあれ。雄雄しくあれ。恐れてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」と。この神のお約束は今に至るまで、主の民に対して、決して変わることはありません。
 イエス様とガリラヤ湖の舟にいた弟子たちが、あの暴風と波浪が治まってから、「いったい、このお方はどういう方なのだろう。」といったように、彼等はまだ、人となられた神、イエス様が分かっていませんでした。彼等は小さな困難は自分で解決し、大きな困難に会うと、どうしてと神を非難し、パニックに陥りました。そこに彼等の不信仰がありました。イエス様がどなたであるかを、彼等が本当に知ったのは、復活の主にお会いしてからでした。
 私たちは聖書を通して、イエス様がどういうお方か分かっているはずですが、でも、人生の嵐にあうと、あの時の弟子と同じように信仰がゆらぎ、あわてふためき、神を非難し、叫びます。
 あの湖上の嵐を治められたお方はあなたの心の中の小さな嵐大きな嵐を、すべてご存知であり、静められるお方です。
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたとともにいる。」と仰せられたお言葉をしっかりと心に留めてください。

 
2008.02.24(日)


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