「オリーヴ」−庭にある聖書の植物−
創世記 8章 8〜12節

榛名に来てすぐに知人を訪ねましたら、庭にオリーヴの木がありました。小豆島のような温暖なところだけに生育するのかと思っていましたから、早速、苗木を求め、礼拝堂の入り口に植えました。すくすくと大きく育ちましたので、この夏、剪定しました。今日はノアの箱舟から、オリーヴの葉にみことばを聴きましょう。
 ご自分の姿に似せてお造りになられた人間たちには悪が増大し、その心に計ることが悪だけに傾くのをご覧になられた、主は全ての肉なるものを地の表から消し去ろうと決められました。
 しかし、ノアは主のみ心にかなう正しい人でした。主は彼と契約を結ばれ、大きな箱舟を作らせ、救おうとなさいます。
 ノアは神の義を宣べ伝えますが(Uペテロ 2:5)、人々は耳を貸さず、従わなかったので、滅ぼされてしまいました。
 信仰によりノアとその家族は、すべて神が命じられた通りにし(創世記 6:22)、箱舟により救われました(ヘブル11:7)。
 大洪水が40日間、地の上にありました。大波に翻弄された箱の中のノアたちもやがて、外が静かになったことを知りました。
 烏の後に鳩を放ちました。二回目に鳩はオリーブの葉を口にくわえて帰ってきました。どんなに待っていたことでしょう。地から水がひき、植物が芽生えてきました。鳩もオリーブの葉も神の平和の象徴です。ノアたちは箱を出、感謝の礼拝を捧げました。
 今、イエスをキリストと信じ、救われたあなたがたは、同じく、平和を告げ知らせる鳩です。この世にあって賢く働いてください。
 
2007.11.25(日)


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